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宮崎の名物グルメといえばチキン南蛮です。チキン南蛮とは鶏の唐揚げを甘酢に浸して、タルタルソースをかけた料理というのは、全国の皆さんが知っているのではないでしょうか。しかし、発祥とされている宮崎では揚げた後に、しっかりと甘酢に漬け込んでいるのでチキンそのものに味がしみこんでおり、そこにタルタルソースが絡むからこそのおいしさを発揮しています。そんなチキン南蛮の元祖といわれている、宮崎のお店を3つ紹介いたします。

おぐら

宮崎のチキン南蛮の元祖といえば有名なのが「おぐら」。

元々は賄い料理だった「鶏肉の唐揚げ甘酢漬け」にタルタルソースをかけ、昭和40年にメニュー化したのが発祥です。現在のチキン南蛮スタイルを全国に広めたお店であり、宮崎に来たらぜひ1度は食べに行きたい有名店でもあります。

レトロ感漂うかわいらしい外観に、店内には県外から訪れた芸能人やスポーツ選手などの直筆サインが並べられており、料理を待つ間に眺められます

手のひらサイズの鶏肉が丸々1枚分使われており、タルタルソースが「これでもか!」と言わんばかりにたっぷり添えられています。鶏肉の中にまで染み込んだ甘酢とタルタルソースのもったり感が合わさり、これぞ本場の味!宮崎のチキン南蛮と、宮崎以外のチキン南蛮の違いに驚く人も多いです。

所在地宮崎県宮崎市橘通東3-4-24
営業時間11:00~15:00、17:00~20:30
TEL0985-22-2296
URLおぐら チェーン おぐら本店、おぐら瀬頭店、おぐら佐土原店 味のおぐらチェーン

おぐらきんなべ

「おぐらきんなべ」は、先述した「おぐら」の総料理長を務めていた黒木氏がオープンしたお店。本店は「おぐらCAFE 金なべ32」という名前で、カフェ風のおしゃれな外観や内装が特徴です。チキン南蛮が誕生したばかりの頃は、家族で外食する際のちょっとしたご馳走として食べられていました。

それから月日が経ち、改良が加えられ、現在の「おぐら」の味になったのです。

昭和時代の子供たちが大人になった今、「おぐらきんなべの味が子供の頃食べたチキン南蛮と同じだ」と懐かしさを感じるようです。ちなみに、「おぐら」という名前を使っていますが、先述した「おぐら」とは別会社です。味は昭和のチキン南蛮を再現しているのが特徴。

ずっしりと重いタルタルソースが、甘酢の染み込んだ鶏肉とよく絡み合います。どちらかというと甘みを感じる味です。

所在地宮崎県宮崎市新別府町土田574-1
営業時間11:00~21:00
TEL0985-77-7522
URLおぐらきんなべ –

直ちゃん

「直ちゃん」も、元祖チキン南蛮が食べられるお店の1つ。先述の「おぐら」や「おぐらきんなべ」とは何が違うのかというと、「直ちゃん」のチキン南蛮にはタルタルソースがかかっていません!元々、延岡市の洋食店「ロンドン」で誕生したチキン南蛮はスタッフの賄いとして作られていたため、名前もなければ、タルタルソースもありませんでした「ロンドン」で修行していた後藤氏が、昭和39年に「直ちゃん」の正式メニューとして提供し始めたのです。

「おぐら」でチキン南蛮がメニュー化したのは昭和40年だったので、実は「直ちゃん」の方が先だったんですね。サクサクの衣に甘酢がしっかり染み込んでおり、重すぎず定食で頼んでもペロリと食べれてしまいます。

所在地宮崎県延岡市栄町9-3
営業時間11:00~13:45 17:00~19:45
TEL0982-32-2052
URLチキン南蛮 | 延岡観光協会

 

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